コロナ禍での海外旅行は準備が大変でした。。。。
旅行当時の感染状況と、必要書類などをまとめましたので、これから渡航する方のご参考になれば幸いです

2022年4月末〜5月頭の当時の情報です。
実際に渡航する際は、公式機関で最新情報を必ずご確認ください。
できる範囲でリンクを張ってありますのでご活用ください

渡航時の感染状況(4月26日現在)

渡航時の東京とホノルルの状況はこのような感じでした。

【東京都】
4月18日〜25日の情報
新規感染者数: 平均5,419人/日
ワクチン接種: 80.5%

【ホノルル】
2022年4月11日〜18日の情報
新規感染者数:平均156人/日
ワクチン接種率:81%

最新情報はこちら
Disease Outbreak Control Division | COVID-19 | State of Hawai'i - Department of Health


新規感染者が1日156人だと、東京の3%以下ですね!

また、4月26日からハワイ全域のマスク義務が撤廃されました!
バスや公共施設内ではマスク義務がありましたが、これらもアメリカ全州で最後に撤廃となりました。
(公立学校は5月ごろまでマスクするそうです)
行く前は密な状況でもマスクなしなのは心配だったのですが、、、結構マスクしている人もいましたし、我々も密閉空間ではマスクして過ごしました。

後述する必要書類を提示すれば、入国時の隔離もありませんので、短期間での旅行もしやすいです

ハワイ州(アメリカ)入国に必要な書類

日本からの日本国籍の旅行者がハワイ州(アメリカ)に入国する際に必要な書類は以下の4つでした。それぞれの詳細を後述していきます。

アメリカ入国に必要な書類
  1. ワクチン接種証明書(海外用)
  2. 陰性証明書(英文)
  3. 誓約書
  4. コンタクト・トレーシング・フォーム
  5. (ESTA)

参考情報&最新情報はこちら
ハワイ州 新型コロナウイルス情報サイト

公的機関発行のワクチン接種証明書(海外用)

2回接種済みかつ最後の接種から14日以上経っていることが条件です
3回目の接種はアメリカ入国には必須条件ではありませんでした。
マイナンバーカードをお持ちなら、デジタル庁の「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」の海外用が便利です。
次のページからダンロードして、マイナンバーカードとパスポートがあればものの5分で取得できました(^^)

他の方法として、お住いの市区町村で紙のワクチン接種証明書を申請することもできます。

陰性証明書(英文)

フライト出発の1日前or当日に受けた検査の陰性証明書(英文)が必要です。
24時間前ではなく、1日前です♪ ハワイ便は夜発が多いのですが、前日の朝に検査を受けてもOKです。
検査方法は、PCR検査(拡散増幅検査)抗原検査が対象です。
証明書は英語表記があるもので、名前の他に誕生日やパスポート番号などの本人確認情報の記載が必要です。


証明書については、色々と憶測や推測が飛び交っていました。
ちゃんとした(?)ところで陰性証明書を発行してもらうと安くても1万円かかります。
そこで見つけた木下グループのPCR検査センター!(1900円でできて、無料で英文併記の検査通知書を発行してくれる!)
ただ、この検査通知書で大丈夫だったというコメントや、今は検査時刻の表示がなくなって無理になったらしいなどというコメントが散見されました。。。
さらに、抗原検査で大丈夫なのか?という疑問も。(木下グループのPCR検査だと結果が出るのが翌日中なので間に合わない恐れがあるためNG。)
悩んだのですが(安く済ませたくて)、迷ったときはやはり大元のソースで確認するのが正解ですね。
ソースを確認し、納得できたので、木下グループ新型コロナPCR検査センターで取得しました。
※予約の際に誕生日も入力する必要があります。(後述しています)

証明書の記載必須事項は?

迷ったときは大元のソースで確認。ということで、CDCから航空会社に依頼しているチェックリストの陰性証明書の箇所をチェック。

Airline Checklist: How to Confirm Proof of COVID-19 Vaccination and Negative Qualifying Test Results or Documentation of Recovery from COVID-19 (Print-only)

こちらの#Part 2, Option Aに、証明書に記載が必要な5つの項目が示されています。
以下にメモ用に抜粋&和訳しておきます。
※あくまでも4月現在の情報です。 必ず最新の情報を確認してくださいね。


  1. TYPE OF TEST:
    Nucleic acid amplification tests (NAAT)
    Antigen tests
    検査タイプは核酸増幅検査または抗原検査であること。

  2. WHERE TEST WAS RUN
    the name and contact information
    検査期間の名称と連絡先。

  3. TIMING:
    The test must show a specimen collection date no more than 1 day before flight departure
    試験体採取が出発の1日前以内であること。

  4. IDENTIFICATION:
    Must have person’s name and at least one additional identifier.
    • Additional identifiers could include but are not limited to date of birth, age, and passport number.
    本人の氏名に加え、誕生日や年齢、パスポート番号など、もう1つIDが必要。

  5. NEGATIVE:
    The test result must be negative.
    検査結果が陰性であること。

これで抗原検査でも良いこと、検査時刻の記載が不要なことなどの確認ができたので、木下グループの証明書で行くことにしました(^^)

前日に陰性検査を受けるat木下グループ新型コロナPCR検査センター

陰性検査は木下グループ新型コロナPCR検査センターで受けました。
抗原定性検査なら1,900円!(店舗により異なる)で、30分後からウェブ上で証明書を取得できます。
さらに私は神奈川県の無料PCR検査枠で、無料で受けられました♪

こちらで受けると、無料で検査結果通知書を発行してくれます。
その指定フォーマットが英文表記なので、記載事項の殆どをクリアしています。
ただ、前項の4番目の本人確認事項が足りません。
ということで、どなたかの事例にならい、英語名に誕生日を入れ込みました。
予約する際に、英語名の入力ありますが、そこで次のように入力。証明書には名→姓の順番で表記されるのでご注意ください。
姓:2022/01/01 名:Hanako Yamada
(発行された通知書に画像ソフトなどで書き込むという人もいましたが、PDFで発行されいていますし、文書改造になりそうで怖いのでこの方法にしました。)

予約は、ウェブで5日前から受付開始なので適宜予約します。
当日は、受付で検査キットをもらい、簡易的に仕切られたブースで各自サンプルを取るスタイルでした。
抗原定性検査は鼻腔ぬぐい液による検査なのですが、ものの数分で完了しました!
自分で長い綿棒で鼻腔を拭う→薬液に浸す→薬液を検査キットに垂らす→受付に提出、で終わりです。
30分ほど経つと、マイページにPDFで検査証明書がアップロードされました。これをダウンロード&印刷して空港に持っていきました。

誕生日情報を入れた私の検査結果通知書はこのような感じです。ぼかし処理でわかりにくいですが、名前、英語名のあとに誕生日を入れました。
これで空港のチェックもパスできました

image

宣誓書、コンタクト・トレーシング・フォーム

陰性結果とワクチン接種が完了していることに間違いがないという宣誓書と、コンタクト・トレーシング・フォームに署名します。プリントアウトして用意しても良いですし、空港のカウンターでももらえました。
プリンターを持っていないので、空港でもらいました。印刷してきた友人も、フォーム内容が変わったと、再度署名點せられていたので、内容だけ確認して印刷していかなくても良さそう。

ESTA

コロナ関連の書類が多くてうっかり忘れそうですが、ESTAもきっちり申請しておきましょう!
自分でESTAを取得する方法は以下でまとめています♪


日本出国〜アメリカ入国までの実際の流れ

まずは前日に陰性証明書を取得!

みなとみらいの木下グループPCR検査センターで、抗原定性検査を受けました。
1900円ですが、県の施策で無料に♪

TSUTAYAの2階にあるミニシアターのキノシネマ(木下グループだからキノシネマだったのか!)の受付カウンターがPCR検査の受付になっていて、その脇に簡易的に区切られたブースが2つ用意してありました。
受付で検査キットを渡され、ブースで鼻腔をグリグリ。。。薬液に浸して診断試験紙のようなものに垂らすところまで全てセルフで行い、袋に入れて受付に提出して完了。
ものの5分で終わりました!

検査結果は約30分後にサイトのマイページから閲覧できるようになります。実際に陰性と見るまで落ち着かないものですね。。。
無事に陰性でしたので、PDFをダウンロードし、印刷して持っていきました。

木下グループの陰性証明書は、英文が併記されているのですが、本人確認情報が名前以外にありません。(CDCには名前と他1点必要とされている)
なので、英文名のところに無理やり生年月日を入れ込みました!笑
First NameがTARO YAMADAで
Family nameが2000/01/01といった感じで申込みました。
証明書には「田中 太郎 TARO TANAKA 2000/01/01」と表記されました。
これでいいのかはちょっと謎ですが、無事にカウンターは通れました♪

当日は少し早めの3時間前に成田空港に到着。

JALを予約していた私たち。

行きの便が羽田発が運休になってしまった為、成田空港からコードシェア便のハワイアン航空でホノルルへ向かうことになりました。成田遠いよ。。。
いつもYCATからリムジンバスで行くのですが、本数少ないのは通常どおりだったのでしょうか?

バスの車窓から見える久しぶりの空港に感慨深くなりながら、ハワイアン航空のカウンターへ。
列の長さは、まあ普通。待っている暇な時間にMySOSの設定も済ませました。
カウンターに並ぶ列の途中には、臨時のデスクが設置されていて(普通の会議室になるような長机)、ここで予め必要書類のチェックを行っていました。
ワクチンパスポートの画面を提示し、陰性証明書を提出。
私は陰性証明書に誕生日も入れ込みましたが、それを指定ない人には予約画面などを確認しているようでした。
宣誓書とコンタクト・トレーシング・フォームもここで渡されて署名。
同行した友人は2−3日前に印刷したものを持ってきていましたが、内容が変わったと署名し直しになっていたので、印刷するなら当日が良いのかもしれません。

この臨時デスクのおかげで、チェックインカウンターではいつもどおりの感じでチェックインも完了。
チェックインの列に並び始めてから、手続き完了までは1時間強でした。
空いているカウンターの数も少ないので、早めに到着しておいてよかったです。(どんどん列も長くなっていたので)

保安検査場も1つクローズしていましたが、全体の旅行者が少ないからか、混んではいませんでした。

久しぶりの空港は物悲しいほどガランとしていた

久しぶりの空港は、本当にガランとしていました。
16時台とはいえ、開いていないカウンター、スタッフも旅行者も、アナウンスも少なくひっそりと静か。。。
待ちに待った海外旅行に心躍る!というより、なんだか物悲しくなってしまいました。。。

image

換算としたチェックインカウンターフロア

image

静まり返る飲食店街

2階の飲食店や物品やさんも閉店していたり休業していたり。。。
(マツキヨも閉まっていたので、空港で買おうーができないのでしっかり準備が必要です)

image

ボーディングエリアもお店空いていなそうだと思い、クレカのラウンジでビール飲みつつ時間つぶし。
だいぶ前にあまりのショボさを体感してから利用していなかったクレカラウンジですが、きれいになりましたね〜!以前はアルコールの提供もなかった様に思いますが、1本無料でした。
直前まで結構快適にPC仕事もできそうな感じでした。

スムーズにボーダーコントロールを抜けると、セキュリティエリア内が薄暗い。。。
やってるお店は一握りで、化粧品とタバコ、お酒を売っているお店のみ。
他のブランドショップはどこも休業中で、消灯されていたりシャッター閉まっていたりで何の楽しみもありませんでした。
化粧品を少し物色し、早々にゲートへ向かいました。

アメリカ入国はあっさり

ホノルルのダニエル・イノウエ空港に定刻通り、お昼前に到着。
空いてそうだけど、結構離れたところに止まったので、ひたすら歩く。

image

ホノルル着いた〜!と実感

入国審査、空いてました〜!
聞かれる質問もいつもどおり。旅行?楽しんでね!で入国!
陰性証明やらワクチンパスポートやら一切見せませんでした。
(ちゃんと日本で航空会社が代行してますからね。)
パスポート見せて、顔写真取られて、おしまい!あれ、指紋、取らなくなったのかな?

自動入国審査端末は撤去されたのか、違う場所なのか、ありませんでした。
イミグレはすんなり済んだものの、荷物はなかなか出てこない。。。
いつもはきっとイミグレで待っていたから気にならなかったんでしょう笑

荷物を受け取ったら外に出ると、これまた閑散としたホノルル空港!
Uberでお宿に向かいます。


コロナ禍で出発までは準備や調査が大変だった今回の旅行ですが、無事に入国できたのでひとまず安堵。
まだまだコロナには気をつけつつ楽しく過ごそうと思います♪