こんにちは、あすーです
コロナ禍のハワイ旅行、帰国時にも色々と制限がありました。
制限が少し緩和された後だったので帰国後隔離はなくなったものの、帰国便に乗る前に準備も必要でした。
実際の流れとともにまとめています♪

2022年4月末〜5月頭の当時の情報です。
実際に渡航する際は、公式機関で最新情報を必ずご確認ください。
できる範囲でリンクを貼ってありますのでご活用ください

日本帰国前、アメリカ出国までにやること

日本に帰国する際に必要な書類、アプリを準備し、ファストトラックを使用する場合はその登録も事前に済ませておく必要があります。
海外ではWifiも不安定になりがちなので、アプリなんかは日本出発前にダウンロードしておくことをオススメします!

MySOSとCOCOAのダウンロード

image

次の2つのアプリのインストールが必ず必要となるので予めスマホに入れておきます。
私は旅行前に日本でダウンロードしておきました。

  • 「MySOS」・・・入国者健康居所確認アプリ
  • 「COCOA」・・・接触確認アプリ

「MySOS」の登録を完了しておくと、入国検疫で次項で説明する際にファストトラック(後述)を利用できます。
なお、ファストトラックを利用しない場合も「My SOS」アプリのインストールは必須だそうです。

COCOAに関しては、チェックもされなかった気がしますが。。。

出国前72時間以内に陰性証明書を取得

日本入国には出国72時間以内に受けた検査の陰性証明書の提示が必要でした。
証明書発行にかかる時間はクリニックによりますが、計画的に旅行日程に組み込んでおく必要があります。

問題はこの陰性証明書をホノルルのどこで取るか。
貴重な旅行日程中に検査を受けに行かなくては行けないので、行きやすい所が良いですよね。そしてできるだけお手頃に。

航空会社や旅行会社で紹介されているクリニックだとどこもお高い。お安くても180ドルくらい。
もっと調べていくと、111ドルのところを見つけたのでそちらで受けました!

最安値?のクリニックで検査しました

お手頃価格のPCR検査を調べていて見つけたwellness4hawaiiさん。
唾液によるPCR検査で111ドルと、見つけた中で最安値でした♪(証明書発行は24時間以内)

場所もアラモアナショッピングセンターの隣のBank of Hawaiiが入っているオフィスビルにあるので、朝イチでPCR検査を受けて、そのままアラモアナからマノアに行ったりできそうと、こちらで取得することにしました♪



クリニックのアメブロの投稿が分かりやすかったのでこちらもシェアしておきます♪
コロナ検査の価格とご予約、お問合せ方法



ホームページの予約フォームから申し込むと、予約確認メールが届きます。
その予約メールに事前問診票へのリンクがついているので当日までに回答して行きました。

クリニックのブログに書かれた行き方を頼りに、すんなり到着。
私達が訪れた翌日くらいに同じビルの上階に移転されたそうですが、ビル自体わかりやすいので変わらずすんなり到着できるかと思います♪

移転後はこの様な感じのご様子↓



受付を済ますと、すぐに奥の部屋に通されて唾液を入れるカップを渡されます。
梅干しやらレモンやらを思い描いたり笑、試行錯誤しつつ、十分な量の唾液を出せたら完了です。
これでおしまい。あっと言う間でした!
受付も検査も終始日本語で対応いただけ、クリニックもきれいで清潔でした!
ここはこれからホノルルに行く方におすすめしたいクリニックだなと思いました

陰性証明書はPDFでOK

その後、半日後くらいに検査結果がメールでPDFで送られて来ました。
なんだか結果を見るまでソワソワしてしまっていましたが、無事陰性で安堵。

クリニックでは原本の受け取りを推奨していましたが、ただでさえ貴重な旅行時間にまたアラモアナに紙っペラ1枚受け取りに行くのもモッタイナイ。。。

厚生労働省の水際対策のサイトを見ると「電子的に交付された検査証明書も有効」と書かれていたので、原本は受け取らずに済ませました。

念の為、ホテルでPDFを印刷しておきましたが、ファストトラックを使用したからか、結局使いませんでした。

検査証明書の提出について|水際対策|厚生労働省

検査結果が来たら、ファストトラック登録に必要な書類/情報が揃ったことになるので、登録を進めます♪

ファストトラックに登録

ファストトラックは、あらかじめ検疫手続きの一部を「My SOS」アプリ上で行っておくことにより、実際の入国時の手続きを簡略化できるものです。
実際にファストトラックを利用しましたが、帰国の際にはMySOSのアプリ画面とパスポートを見せるだけで済みました!

注意点として、登録作業は帰国便の到着予定日時の16時間前までに申請しておく必要があります。
わかりにくので、書類が揃ったらハワイにいる間に登録しておけば良いかと思います♪

また、ファストトラックは現在のところ成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港での入国にのみ利用可能です。

ファストトラックに必要な情報
  1. パスポート番号(アプリに登録します)
  2. 質問票(アプリから行う)
  3. 誓約書(アプリから行う)
  4. ワクチン接種証明書(画像をアップロード)
  5. 出国前72時間以内の陰性証明書

①②③はアプリを開くと適宜ウェブ上で回答していく形です。
④はワクチン接種証明書をスマホで撮ってその画像をアップロードします。
⑤以外は旅行前でも登録できるので、出国時チェックイン待ちのときにやっておきました!

⑤については前項で取得したものです。
が、PDFだと何故かアップロードできないという欠陥が。。。
仕方なく、スマホでPDFを表示させ→それをスクショ→My SOSにアップロード
という謎な一手間がかかりましたが、無事に登録できました。(PDFを認めない理由がわからない。。。)

申請が完了すると緑背景になる

image

すべての申請・登録が完了し、センターで承認されると、上記画像のように赤かった画面の背景色が緑になります。
この緑になった画面を、日本帰国時に見せます。

緑色の画面を見せるだけで下記の手続きが完了し、実際の入国時にはこの画面とパスポートを見せるだけで済みました(^^)
・MySOSダウンロードの確認
・質問票、誓約書の入力
・ワクチン接種証明書有無の確認
・出国前72時間以内の検査証明書の確認

日本帰国当日の実際の流れ

2022年3月1日から、ハワイを含めアメリカ全土は「非指定国」になりました。
そのため、ワクチンを3回接種していれば、入国後の自宅待機が不要になりました!
日本帰国後も公共交通機関を利用して帰宅できます♪
この緩和によって私達もハワイに行くことを決意したのでした。
実際の帰国時の流れを、当日メモした内容を元にシェアします♪

ホノルル空港から飛び立つ

ホノルル空港もガラガラでした。チェックインも待たずに完了。
空いているポイントが少ないからなのか、セキュリティチェクの箇所だけ混んでたかな。
ただ、ほとんどがメインランドから来ているであろう旅行者の様でした。

image

人がいなすぎて、床の柄が地図だったと気づく笑

image

夏らしいドリンクで最後の旅気分〜

ホノルル空港はここ数年ターミナル1が拡張され、ターミナル2もリニューアルされたそうです。
が、そんなに印象は変わなかったような。。。JAL側じゃ無いのかな。
トイレがきれいになっていたのが嬉しいポイントでした。
特段トラブルも何もなく、通常通りアメリカを後にしました。

羽田空港到着。ひたすら歩く

定刻より30分早く羽田空港に到着したものの、検疫との調整が必要なのか、状況確認待ちということで、機内にて待機。
15分後にまずは乗り継ぎ便のある人が先に降り、その5分後にようやく全員が降りられるようになりました。

飛行機を降りたら、通常のルートではなく、コロナ検疫用の特設会場(?)に進みます。
搭乗ゲートから逆走していく通常とは逆のルートでちょっと面白い光景でした(^^)

image

ファストトラック利用案内の立て看板

ひたすら矢印のとおりに進み、特設会場入場の列に到着。(この時点で飛行機の席を発ってから約800歩)
My SOSの緑画面とパスポートを見せ、申請用紙を受け取ります。
ワクチンの種類を記入し、個人情報の同意にサインをして提出すると、また違う紙をもらいます。
全然ペーパーレスではありませんが、まあ確実に本人確認できるのでしょう。

さて、ここで飛行機到着からすでに40分。
飛行機が着陸モードに入ってからすでに1時間は経っているかと思います。
何が困ったかって、そうです。トイレです、トイレ!
この段階でようやく利用できるトイレがありました。
途中のトイレは感染予防で利用できなくなっているので、この特設会場に入るまで利用できるトイレはありませんでした。
着陸機が混み合って利用客が多ければ、途中で待機列ができるかもしれません。できるだけ機内でトイレを済ませていたほうが良いと思います(^^)

PCR検査で陰性を確認できたら入国審査へ

書類審査を済ませると、ようやくPCR検査です。
また少し歩き、唾液検査のキットを受け取ります。ここでもまたアプリ画面とパスポートを見せます。
簡易ブースで立ったままセルフで唾液を採取し、提出。(飛行機から約1200歩)
エスカレータを登ると、再度パスポートとアプリを見せて何やら登録作業をしている様子でした。
また、スマホの位置情報通知設定も確認されました。

ようやく検査結果待機場所に到着です。
検査結果が出るまでこの待機スペースでひたすらに待ちます。
通常は搭乗前ゲートの待合スペースで、ここにはトイレも自動販売機もありました♪
飲み物でも買って気長に待ちます。
この段階で着陸から1時間10分、1880歩いています。

image

この待合スペースには、前方にディスプレイがあり、PRC検査の結果が出た人の検体番号が表示されていくスタイルでした。
約30分で自分の番号が表示され、受付に書類を提出、検査結果の紙と陰性と書かれた紙を受け取ります。
陰性なら、これで晴れて入国できます。
ここからはいつもの入国審査を経て、スーツケースを受け取ります。
荷物受け取りまで約2時間、2700歩でした。

思ったこととアドバイス

飛行機が停留してから入国ゲートをくぐるまで約2時間2700歩でした。
想定していたより早かったです。歩かされるせいかそこまで時間が経ったように思いませんでした。
ただ、そのうち座っていたのはは結果待ちの30分くらい。
機内持ち込み手荷物はリュックにしたほうが正解だったかも。
赤ちゃん抱っこしている人がただただ大変そうで。。。

そして、何度も何度もパスポートとMy SOSの画面を確認するので、パスポートとスマホは出しやすい場所にしまっておけるようにすると良いと思います。
スマホの充電も忘れずに。
陰性証明書は一応プリントアウトしたものも持っていましたが、ファストトラック利用で一度も見せずにすみました。
そして何よりトイレ!できるだけ機内で済ませて置きましょうー!
空港の広いトイレで〜なんて先延ばしするとひどい目に会います(友人がつらそうでした笑)

歩かされはしますが、密にもならずに、オペレーションもしっかりしていたと感じました。
スタッフ数もかなり多く、無駄に待たされる感じはありませんでした

image

制限エリアを出たところの看板。キティもマスク。

後日談:感染の恐れアラートが来てビビった!

帰国後、1週間ぶりの我が家で束の間の楽しい旅行に思いを馳せていると、いきなりiPhoneが不穏な音で鳴りました。

image

接触通知?????
「You might have been exposed to COVID-19」コロナにさらされた恐れあり?!
いつの間に設定したのかも不明ですが、ハワイ衛生局からの通知で、COVID-19陽性者と接触した可能性があるとの内容。
一瞬かなり驚きました。

よく読むと、近くにあるスマホを定期的に記録しているようで、そのデータによると私の近くにいた人がコロナに感染したとのこと。
ワクチン打ってなかったら5日間自主隔離して10日間はマクスしたりしてね、と。
ワクチン打ってたら体調よく見ておいてね、と(意訳)。

接触した日を見ると、帰国日当日でした。
他人と至近距離になったのは、ホテルのエレベーターか、空港のセキュリティチェックの列くらいしかなさそうです。
同行者には通知なしでしたし。

どこで接触したかはわかりませんが、コロナは身近にあるのだな〜と改めて感じました。
ハワイではマスクが不要になったこともあり(特に観光客はしていない、地元の方は屋内ではしっかりマスクしてる印象)、自己防衛の大切さを改めて感じた出来事でした。
(幸い症状も出ず、無事に5日間は過ぎていきました。)

所感

制限が緩和されたとはいえ、まだまだコロナ対応必須な旅行でしたが、数年ぶりの海外旅行は楽しかったです!!!
感染対策をベースにレストランやアクティビティを選ぶ必要はありましたが、逆にゆったりリラックスできました。
数回のPCR検査やファストトラックの登録など、面倒かつ煩雑な手続きも必要ですが、十分価値のある時間を過ごせると思います。
この記事がどなたかの旅行のハードルを下げるお手伝いになったら幸いです。
日本含めて各国の水際対策はどんどん変わるので、必ず最新情報を確認してお役立てください(^^)